バイオリンで遊びたい年頃なんです

バイオリンで遊びたいんだからしょーがないよね。

ひと息的な

5分間隔でやってくる電車。


一歩外を出れば店、店、店の嵐。


ひっきりなしにやってくるサイレンの音。


真夜中にはしゃぐ酔っ払いの軍団。



超せわしない。



また転勤になってから3ヶ月の月日が経ちました。


今度の土地は、せわしない。

今まで住んでたような、1時間に電車が1本。とは180度違う土地に来てしまった。



なんだこの土地は。
一体何なんだ。

電車が5分に1本て。。。






天国じゃないか!!


1本逃してもまたすぐに来るし。という心のゆとり。


素晴らしいよね。蛾もいないし。


徒歩5分圏内に満喫2軒あるし、カラオケも2軒、コンビニなんて数えられないくらいある。
ほぼファミマ。
なぜファミマ。

ファミマを出て右向けばまたファミマ。


そんなファミマと電車にまみれた街。
それが私の今度の街。




いつもなら。

えぇ、いつもなら。



引越してすぐにとりあえずバイオリンで現実を逃避するのだけど、今回はそれが出来ない。



まずもって引越し先の今度の部屋が。



狭い。



何だこのおままごと見たいな部屋、キッチン!!
どこのシルバニアだ!!



ど田舎の3部屋から、ワンルームへこんにちはした私。

ちょっとバイオリンとか本当現実を逃避してる場合じゃない。

荷物多すぎて寝るとこない!!



言われてはいたのよ。

こんな広い家に住めるのは田舎ならではだからね?
普通はこんなじゃないのよ?



そんな言葉が私の頭を素通りし、買いに買った家具たち。




おけねぇ!!




『いやぁオレにも娘いっけども、こんな引越ししてだらまーず止めるわなー。』
『まーずあれだわ。荷物の量と部屋の大きさあわねぇでしょーよ。』
『やー。。。こりゃ悲惨だわー。』
『この机とかこれ捨てちまえばいーんでねぇの?』
『いやまずこのタンスこっちに置けば何とかいけっかな?』





と、引越し業者さんからゴリゴリの北関東訛りで憐れみの眼差しを向けられながら、業者さんオススメのレイアウトで家具を置いてもらって何とか人一人やっと通るスペースを確保。


バイオリン、弾いてる場合じゃない。


現実を見よう。


まずは、本当に、ちょっとこれ、あの、歩く、歩く度に!!どっかケガする!!
ぶつかる!!






こうして3ヶ月の月日が経ち。

とりあえず、まだ狭いものの歩いて怪我するレベルからは脱出できた。


仕事の方も部署がガラッと変わってどーなるかと思ったけど、最初に比べればまぁ慣れた。





やっと、落ち着いたと言っていーんではないでしょうかレベルになった。


これで!!

バイオリンまた弾ける!!


今回の引越し、何が一番のお楽しみかって。

大家さん公認で朝8時〜夜11時まで楽器OK!!



この一文がなければわざわざこんなクソ犬小屋見たいな部屋誰が住むかよっつー話ですよ。


キッチン一口だし。
あまりに使い勝手悪すぎて電気鍋買ったわ。


楽器OKだからか、周りに住んでる人も楽器弾きまくり。


いやーこの3ヶ月きつかったー!!

部屋片付かないし、仕事新しい事だらけで訳わかんないし、せっかく楽器OKで周りガンガン弾いてんのに弾けないし!!


でも、やっとひと息ついた。


また、弾ける!!




まずは!!

ちょうちょ!!

お前で肩慣らしだ!!






ここを押して頂きますとまたバイオリン弾ける喜びに浮かれて夜の街に繰り出します。

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たかが1年半

今回は短かったし。

前回と比べると全然いないし。

思い出とかも前回に比べるとそんなにないし。

ここにはここのやり方がありますからっつって、最初来た時突っぱねられて。

まじかよここ怖ぇよこことかビクつきながら仕事してたくらいだし。

そんな始まりだったから、周りの人達もなんか怖く見えてちょいちょい前の売場と比べたし。

訛りがよく分かんなくて、同じ日本なのに。。。っつって嘆いた事もあったし。



気づけば自分も訛ってて、友達から指摘されてビックリして。

なんか皆がお菓子とかくれるようになって。

孫がもうすぐ産まれるとか息子が就職するとかそんな話で盛り上がって。

上司からも褒められるようになって皆で喜んで。

旅行行くならあそこがオススメとか教えてくれて。
教えてくれたとこが本当に良いところで。

初めての事ばかりで、上手く指示できなくても私の意図を汲んでくれて。

『つまりこーいうことでしょ?』っつって。
なんなの皆。エスパーなの?


風邪なんてひこうものなら、お前は私の親かっつーくらい心配してくれて。
なんだよ大根すって水飴入れて飲めって。おばーちゃんの知恵袋かよ。

大きなセールで結果が出るたびに皆で喜んだり悔しがったりして。
次はここに勝つ!!とか。勝てるわけねーじゃん相手超大型店よ?勝てたら表彰もんだわー。っつってたら本当に勝てて。

うちらやばくない?みたいな。
田舎の逆襲がこの辺りから始まって。

正直どのチームよりもうちらのチームが一番良かった。絶対良かった。

就職した息子の所に行くたびにルンルンするポニーさんに細かい作業は完璧の大家族ゆるキャラマスクマン、孫ラブなノリの軽いゴッド、来てまだ1年経ってないのにもう重鎮かと疑う農家の申し子、常に低姿勢を崩さない芯の通ったエンジェル、すっとぼけてる接客エンペラー、誰よりも一番大人で一番お世話になったお団子。


1年半。

たかが1年半。

確かにまだ足りない。
もっとやりたい事があったし、これからやらなきゃいけない事だってあった。





本当人事に聞きたい。

お前らどーいう人選で選んでんだと。


まだ改装が残ってるんだよ!!
これからなの!!
本当に綺麗にレイアウト組んでたの!!
これが実現すれば、田舎の逆襲は頂点を極められるぜって、皆で話してたの!!


これからだったのに。
この間3月に異動あるんですかって聞いたら、あんたら9月まで何もしないっつったじゃん。

へーそーなんだー。ないんだー。って。
普通に思っちゃったじゃん!!



1ついい事があるとすれば。

後任の方がとても良い人。
だから良かった。


思ってたんだ。
一緒に働いてくれる人達が良い人で素敵すぎて。
自分の指示で動いてもらうの本当に申し訳ないなと。
もっと良い人がやれれば、もっともっと上手く出来るのになと。



だから。
良かった。


いや良くない。
本当は次の人に託さないで、私がやりたかった!!



くそ。



いつかは異動するのは分かるけど。

今じゃなくない?せめてあと、半年。


たかが1年半。
確かに前の所に比べたら少ないけれど、悲しいと思うには十分すぎる期間です。


異動ありきで選んだ仕事だけど。。。きっついなー。

ぬくぬくクズ野郎の小指がどっこいしょーいち。

『ねぇ知ってたの?』

『知ってて帰ってきたの??』


『なんで天ぷらの時に帰って来るの??』

『ねぇまじで。取り分減るじゃん。』

『ごはんもうないとか。まじで何で帰ってきてんの。』

『この間は焼肉だったし、あんた本当に鼻がいいね』





熱烈な歓迎を受けて。
私が実家に!!
帰った!!








。。。ふぅ、お腹いっぱいだぜ。


さてと。
ご飯食べたから遊ぶお金ちょーだい。



『『『ちょっとここに座りなさい』』』





1時間怒られました。




そして哀れに思ったのでしょうか。
このクズが。という捨て台詞とともに妹が5,000円くれました。



あなたのおかげで5,000円で髪の毛切って、地元の友達と遊ぶことが出来たぜ妹よ。
出来る妹がいてオネーチャン嬉しい。



あともう1万よこせやと言ったらぶたれるだろうか。


そんな話を友達としていたら、それはもはやクズ野郎だなと言われて断念。


家に帰ってバイオリンを取り出す。

今日も今日とて左手改造計画よ。

まず、動画開きまーす。
かつて録画した先生が音階弾いてる所をめっちゃガン見しまーす。
左手だけ見まーす。

とにかく見つめまーす。

何は無くとも見つめまーす。


そう。やっぱ。
弦に触れる時、先生の左手は指の根元から折れている。

一方の私は、根元から曲げてない。てか曲げられない。
バイオリンを持ってない時に先生の左手を真似して指を根元から曲げる事は出来ても、あれだもの。

バイオリン持ってそれやると、根元からまげる分手のひらに変な空間が出来て、その空間のせいで小指届かなくなるじゃないか。


先生の左手は何で指の根元からまげてても弾けるんだろうか。


人体の不思議?

先生の左手、意味がわからねぇ。

分からない時は。
もうちょい動画の左手をガン見しよう。



あれだから。
今日はもう決めたから。
先生の左手をガン見する日って決めたから。
5,000円も使っちゃったし遊びに行けないし。


先生目線からの指の動きを撮った所を見る。


やっぱ根元から曲がってるんだよなぁ。
なのに何で小指届くんだ?

手がでかいから。で済ますような事じゃないのよこれ絶対。

私の左手は多分これが分かれば形が改善されるはずなんだ。

形が改善されれば、音階練習もきちんとやれるはずなのよ。

だって先生言ってたし。
その場その場の弾きやすさでフォーム決めちゃいけねぇぜ。って言ってたし。
って事はよ。
右手に正しい持ち方があるように左手にも正しい持ち方があるってことでしょうよ。



と、言う気持ちでもう一回動画を見る。
今度は動画をスローで見ながら実際に弾いてみる。


1,,,2,,,3,,,,4。

ぁちょい待ち。もっかい。


1,,,2,,,3,,,,4。

ぁなんか変な事してる私の小指。


1,,,2,,,3,,,,4。

ぉお?小指が。


私の小指、弦押さえる時そのまますんなり押さえてくんない。

1回『どっこいしょー!!』ばりに上に持ち上がってからじゃないと押さえらんない。


なんだこれこんなクセいつの間についてたんだこれ。


薬指を押さえたまま。。小指を。。。押さえると。。。。ほーらどっこいしょーいち。


小指が。
どっこいしょーいち!!




これだろ私の問題点。

先生の小指なんて、スンッと持ち上がらないで押さえてんじゃん。



1】左手の指は根元から押さえられるように。
2】小指は、ノーモアどっこいしょーいち。


ここに気をつけて練習してみよ。



。。。時間も出来たというのに、今度は金がないとか。
私はいつになったらレッスン行けるんだろうか。
除名処分とかになってないだろーか。







ここを押して頂きますと動画の先生を見ながら引き続き左手改造計画を実施する後、弟に帰りの電車賃をせびります。

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決めた

明日から2連休。

久々の2連休。



本来ならば、前もって先生に連絡とってレッスン受ける所。


所持金1,260円。


目の前には連休という名の可能性が広がっている。


所持金1,260円。


オーケーもう何もいうな。



仕事を終えて家に帰り、私がするのは荷造り。

バイオリンと教本と、あとなんか色々持って行かなきゃ。



そして電話。



『もしもしー?』
(*ノ∀`*)ぁ私です。あなたの可愛い盛りの娘です。
今から帰るんで、ご飯恵んで下さい。
ついでに2連休なので、泊めて下さい。
さらに遊ぶお金とか下さい。











。。。
『ご飯。。。』の辺りで電話切られたヒドスン。









実家まで片道1,080円。


残高120円。

自動販売機で飲み物すら買えやしない。




。。。実家帰ればなんとかなるだろ。


レッスン行けないからバイオリン弾きまくって遊ぼう!!



何度かけても繋がらない電話に一抹の不安を覚えながら、鈍行列車に揺られてわたくし実家に帰らせて頂きます。









ここを押して頂きますと、実家に帰って無一文でぬくぬくと過ごそう計画を立てます。

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やっと

色んな事が終わった。


久々に家に帰る。

バイオリンとご対面。


もうね、本当もっといい感じに持ち運べるバイオリンないのかな。
小さいバイオリンを買おうとしたけど、あいつらはダメだ。
左手まで感覚が小さくなるじゃないの。

あいつらで慣れてしまったら、元に戻ったときにまた左手が変になるじゃないの。


指板はそのままで、もっと気軽に持ち運べるバイオリン。。。




それが今1番欲しい。



そしてやっと時間が出来たというのに。





お金が底をつきた。



レッスンいけない。



旅費精算するの忘れてた。。。!!






レッスン行きたい。



やっと時間もできたのに。



今の私の財力では、先生の所へたどり着くこともできやしない。



そんな私の晩御飯はうまい棒


コーンポタージュ味。




もぅ何が言いたいかって。







お腹空いたし
お金欲しいし
レッスン行きたい!!









ここを押して頂きますと「肩揉むから1時間400円もしくは米下さい」キャンペーンを始めます。

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亀仙人的な

行けたらいいのよ。


レッスンに。


行けたら速攻で先生に聞けるもん。







こんにちはー。

『はいこんにちはー』

先生左手が嫌です。変えてください。

『はいそれでは左手レッスンしましょう』





こんな感じで。


きっとレッスンしてくれる。と信じている。




だから、レッスンに行ければいいの。


問題は。



休みが取れない事よ。


更に大問題は。


こんなに朝から晩まで働いてんのに。



痩せねぇ。


1gたりとも私の身体から離れる気がないらしいこの脂肪達。




普通?普通あるよね?
働きすぎて痩せるパターン。

あれを望んでいたというのに。



なぜだと思いながらコロッケを頬張る深夜1時20分。






。。。
これだ。






。。。どうしようもないよね美味しいんだもの。



レッスンに行けないのだから。
こうじゃないのかというフィーリングで練習する。




要は、私は左手にもう少し自覚を持って頂きたいわけで。


あなた、バイオリンの音程担当なんですよ?と。

あなた、ピタッと音程取れた事、今までに一体何回あると思ってるの?と。

あなた、いい加減私を頼りにしないでもっと自立して下さいよ!!と。




私は左手にそう言いたい。



と、言う訳で。
私の左手に対する要望書を作成いたしました。(仕事中に)


左手に対する要望

  1. 各ポジションの音階練習で、正しい場所に正しい持ち方で指を置けるようにしたい。(横)
  2. 1本の線だけで音階練習する時も、正しい場所に指を置けるようにしたい。(縦)
  3. 速く弾きたい。
  4. ビブラートをもっと綺麗にかけたい。




。。。こんなん。
うん。こんなんですよ。
この順番は、私が望んでいる順になっている。



それに伴って、色々あーでもないこーでもないと考える。(仕事中に)




そしてこれだと思いつく。(仕事中に)



  • かつてやっていたあれを復活させよう。

そうと決まれば。


バックの奥底に眠っていたあいつを取り出し、握り締めながら仕事をする。


そう。筋トレマシーン1号。
その名もハンドグリップ。




上司『。。。何をやっているのだね。』


(*´∀`*)筋トレしながら仕事してます!!


上司『。。。ずいぶんと余裕があるのだね?』


(*´∀`*)え?


上司『これも追加でやって貰おうかね。』


((((((*´∀`*))))そんな事ってあるのかね?!



たかが左手ガジャガジャガさせてただけで、この仕打ち。。。!!


。。。いや。私はめげない。

たとえ邪魔が入ろうとも、負けるわけにはいかない!!





かつて孫悟空が甲羅を背負う事で修行の成果をパワーアップさせたように、私も左手をパワーアップさせる必要があるのだから!!

ハンドグリップでは足りない。
もっとこう、グワッとした感じの。。。

そう、ダンベル。


うん、ダンベル買いに行こう。
良かった。ダンベルがすぐ手に入る環境で。





上司『。。。今度は一体何をしてるのかね。』


(*ノ∀`*)(やべ。上司だ。)。。。え?さっき貰った書類の整理ですけども。


上司『。。。左手にダンベル持ってする事なのかね。』


(*ノ∀`*)。。。有効に時間を使うようにと、昼礼でお話しされてましたので。。。


上司『それが、これかね。』


(*ノ∀`*)。。。左手にも仕事させまーす。。。






せっかく買ったダンベル、10分の命。



更に増えた仕事をやっつけで終わらせ事務所に戻る。
おい上司人のダンベルで遊んでんじゃねぇよコラ




( ´・‿・`)。。。何をやっているのかね?


上司『。。。君仕事がはやいね。』


( ´・‿・`)。。。ほう?


上司『。。。普段からこの位真面目に仕事するよう、心がけるのだよ。』


( ´・‿・`)。。。もっと言わなければいけない事があるんじゃないのかね?


上司『。。。たまにやると、面白いよね。』


(*ノ∀`*)。。。だよね。





時々貸してと言われました。






仕事に飽きたので家に帰り、バイオリンを見る。




ポジション毎の指の正しい置き方。。。
これは、また貼るか。




私はど素人なわけで。
だから、左手の問題を解決しようと思っても、先生じゃないからそれが合ってるかどうか分からない。


ただ、このシールを貼る事で何らかの効果が出る事を、祈る!!


てかもぅ普通に先生のとこ行きてぇ。








ここを押して頂きますと貼ったシールに合わせてレッツ音階。

よろしければどうぞ押してあげて下さいませ。